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小保方晴子がSTAP細胞捏造を死ぬ気で反論しなければならない理由

小保方晴子がSTAP細胞捏造を死ぬ気で反論しなければならない理由

小保方晴子がSTAP細胞捏造を死ぬ気で反論しなければならない理由理研VS小保方晴子のSTAP戦争は泥沼試合へ
連日ニュースやワイドショーを賑やかす小保方氏のSTAP細胞論文問題。

理研は4月1日の会見で小保方氏の処分を発表&文部科学相へ報告し、この問題を収束させる動きをしていたが、ここにきて小保方晴子氏が反論し、泥沼化してきた。

今回は、小保方氏が何故今さら必死になって反論してきたのかという理由と、理研と小保方氏の特異な関係性について解説する。

理研理事長「小保方晴子氏は『未熟な研究者』」

理研理事長・野依良治の怒りはすさまじかった。

若手研究者に極めて厳しいことで知られる野依氏は、小保方晴子氏を『未熟な研究者』と断罪し、論文の撤回を要求、早期の事態収拾を指示した。

野依良治

野依 良治は、日本の化学者。2001年にノーベル化学賞を受賞した独立行政法人理化学研究所理事長。

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小保方晴子氏の反論で理研の目論見が狂う

小保方晴子STAP細胞最終報告 4/1理研会見

調査委員会の最終報告を受け、会見に臨む野依氏と川合氏。「小保方さんは体調が悪いため欠席」と説明

本来は4月1日の会見で小保方晴子氏の処分を決定し、文科省に報告する予定でいた理研。しかし、小保方氏の思わぬ反抗で、目論見が狂ってしまう。

小保方氏のSTAP細胞論文に対しては、理化学研究所が「最終報告」で「捏造」「研究不正」と断定する事態にまで発展している。

しかし小保方氏が反発し、弁護士を通じて「論文が捏造と認定されたことは承服できない」とコメントしたのだ。

小保方晴子氏は何故ここにきて反論したのか

全国紙科学担当記者によると、小保方氏は、理研の調査委員会の調査に協力的だったという。

研究ノートを提供し、さらに3月19日には神戸で、23日には東京まで出てきて直接調査委員と面談し、聞き取り調査に応じていたのだという。

全国紙科学担当記者は、小保方氏はこのような協力的なやりとりから、これほど自分に厳しい調査結果が出ることは予想していなかったのではないかと分析。

顔面蒼白になりながら「納得できません」

記者会見前日の2014年3月31日、同じ「リケジョ」の先輩である川合真紀理事から最終報告書を受け取った小保方氏。

顔面蒼白になりながら「納得できません」と抗議したという。

小保方氏は、その直後、週刊誌の取材に「大きな力が働いています」とコメントし、船場吉兆事件を担当したことで有名な三木秀夫弁護士のもとに駆け込み、反論文を発表。

これにより理研と小保方氏は、STAP細胞の有無をめぐって全面的な対立関係になったのである。

小保方晴子

小保方晴子氏は日本の細胞生物学者。独立行政法人理化学研究所発生・再生科学総合研究センター・細胞リプログラミング研究ユニット・ユニットリーダーだ。

理研を打ち負かすためにSTAP細胞の存在を証明する

前出の全国紙科学担当記者によると、今の小保方氏を動かしているのは、STAP細胞は絶対にある! という一念ではないかという。

『STAP細胞の発見自体が捏造だと誤解されかねず、到底容認できません』というコメントには、確かにその気持ちが表れていると見ていいだろう。今後は、STAP細胞の証明のためなら何だってやる意気込みなのだ。

STAP細胞の有無よりも、とにかく論文を取り下げさせたい理研

事態の早期収拾が不可能と見た理研は、懲戒委員会を設置することに決定。

今後1年程度の時間をかけSTAP細胞の有無を再検証すると発表した。

小保方氏がこだわるSTAP細胞の有無は「先送り」して、問題が見つかった論文の取り下げだけを先行させるのが理研の戦略なのだ。

小保方氏を特別扱いしていた理研は何故手のひらを返したか

そもそも、ここまで問題がこじれた原因はいったい何なのだろう。

理研関係者によると、小保方氏は理研に入って3年だが、非常に特異な存在だったという。

会合のアポイントを自分の都合で変えるなど、普通の若い研究者では考えられないような振る舞いがあったという。

一介の客員研究員から2年でのユニットリーダーへの登用だが、これも理研の誰かが特別に目をかけなければあり得ないことなのだという。

小保方氏はこれまで自分を特別扱いしていた理研が、突然手のひらを返したように批判を始めたことを、不審に思っているようだという。

科学ライター・緑慎也氏「小保方氏は自主退職、もしくは解雇処分が相当」

懲戒委員会にかけられることとなった小保方氏は、今後どうなるのか。

論文データの捏造は、かなり重い処分になるとされている。

2014年3月31日に、筑波大の生命環境系の教授グループが同様の捏造を行っていたことが報道されたが、その関係者は自主退職という結果に終わっている。

科学ライター・緑慎也氏の見解では、小保方氏も自主退職、もしくは解雇処分が相当だろうと見ている。

早くゴタゴタを解決してプライドを保ちたい理研と、捏造研究者の烙印を押されたくない小保方氏のドロ沼試合へ

ハシゴをはずした理研に対して反撃に出る小保方氏。

小保方氏が死ぬ気で反論してくる理由は、ただプライドを守りたいワケじゃない。

国内最高峰の理研出身者とはいえども、捏造研究者の烙印を押されると、研究者として生きていく道はなくなってしまうため、やすやすと理研の説得に応じる訳にはいかないからだ。

だからこそ、記者会見や訴訟を手段に、徹底抗戦の構えを見せているというわけだ。

解雇などの決定が下れば地位保全の訴えを起こすことも考えられる。

理研の説得に小保方氏が逆ギレすれば、泥仕合の非難合戦になる可能性さえある。

小保方さんだけの罪にしている理研は説明不足

理研の調査姿勢そのものに疑いを抱く研究者は多いという。

東大医科学研究所の教授によると、理研は今回、人間関係の調査やメールのやりとり、経費の流れなどの客観的な調査をせずに、小保方さんだけの罪にしていることが問題だという。

年間約850億円という巨額の税金を使う研究機関であるにもかかわらず、国民に対して説明の義務を果たしているようには見えないのだとか。

STAP細胞の存在をはっきり証明できない小保方氏に問題はあるが、論文の不正を指摘するだけで事態を収めようとする理研も批判は免れないだろう。

結局STAP細胞はあるのかないのか分からずじまい。小保方氏が全部ウソをついてるのかと思いきや、記者会見や訴訟で反撃してくるので、どうやら本当に悪いのは理研???と問題は深まるばかりだ。

佐村河内守問題でもそうだったが、一番混乱させられたのは聴衆たちだった。

ゴタゴタさせてうやむやにさせて記憶から消し去るのは日本人の得意技だが、この問題はハッキリさせてもらいたいものである。

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