話題の男性ホルモンジェル製剤の使い方
池田です。
2018年くらいから「男性ホルモン補充療法」への注目が日本でも高まってきたように思います。
長らく医療の現場では研究が遅れていた泌尿器科分野ですが「ED」という言葉が浸透してきたこともあって認知が進んできたのではないと思います。
EDの人はどんな人なのかをザックリいうと「性行為中に勃起を維持することが難しい人」を言います。
ですが、性行為中に勃起することさえできれば現在は治療法が確立していますので比較的容易に悩みを解消できます。
その悩みを解消するのがバイアグラやシアリスなどの「PDE5阻害薬」です。
「PDE5阻害薬」は一度勃起したペニスを維持してくれるので、性行為の前にバイアグラやシアリスなどを飲めばいいわけです。
厄介なのは「勃起しない人」です。
つまり女性に対して興奮できなくなってしまった人です。
この悩みを持っている人は中高年に多いのですが、最近では20代などの若い男性にも増加しています。
女性に対して興奮そのものができなくなっているので、バイアグラを飲んでも意味がありません。
バイアグラは「勃起を維持する薬」なので、女性に対してペニスを勃起させることができないといけません。
では、女性に対して興奮そのものができなくなっている人が、性行為を普通にできる状態にするにはどうすればいいのかということですが、答えは体内の男性ホルモンを増加させることです。
女性に興奮できないほど性欲が無くなってしまった人は男性ホルモンが欠乏状態にあるので、何らかのかたちで男性ホルモンを補充するか生産しなければなりません。
前置きが長くなりすぎましたが、そこで出てくるのが男性ホルモンである「テストステロン」を直接肌に塗って補充できる男性ホルモンジェル製剤です。
今回はちょうど女性に興奮できないほど性欲がなくて困っていた私、池田が使用感を兼ねて実際に某個人輸入サイトで購入してみたので解説します。
同時に「セルノスジェル」という同じく人気だという男性ホルモン製剤も購入しましたが、使用感や体感はほぼ同じでした※アルコールの刺激はテストジェルのほうが大きい。
そのためセルノスジェルの使用感も気になる人も見ていただければと思います。
効果はあるのか?
おそらくこのページに辿り着いた人が一番知りたいのはここだと思います。
あくまで個人的な意見ですが非常に効果がありました。
ただし効果を実感できるのは“女性に興奮できないほど性欲がなくて困っている人”に限られるでしょう。
40歳となった現在でも1日2回自家発電を行っている性欲キングである編集部のスタッフに50mgのチューブ1本分を丸々塗ってもらいましたがあまり効果はありませんでした。
池田の場合はいきなりチューブ1本分(50mg)を塗ったところ、数時間後に前立腺から睾丸にかけてくすぐったくなるような感触が発生し、体全体にパワーが湧いてくるような感じがあります。
最も効果が大きくなったのは翌日です。
女性の裸を見てきちんと興奮できるようになりました。
また、勃起の持続力や強度も数年ぶりといってもいいくらいに元気になりました。
いろいろ使用量を試しつつ、現在は2日に一度チューブ1本を塗れば十分性欲もキープできることがわかりました※個人の所感です。
顕著に変化を体感できると、男性の体内において「男性ホルモン」がいかに重要な働きをするものであるかをつくづく実感できます。
男性は子どもができて父親になったときや、仕事をやめたあとなど、“戦う必要が無くなる”と男性ホルモン値が大きく減少します。
池田の場合はまだ30代ですが、仕事がセミリタイア状態にあり、毎日のんびり暮らしてしまったことが男性ホルモン減少の原因だと個人的に感じています。
池田と近い状態にある人、また性欲がなくて困っている人は効果がある可能性は非常に高いです。
塗る場所
男性ホルモンジェル製剤は塗る場所で吸収率が大幅に変わります。
上の図をご覧いただければ陰嚢(睾丸)に少量を塗るのが最も有効だということ分かると思います。
実際に、国内の医薬品である大東製薬の男性ホルモン製剤「グローミン」は少量を陰嚢に塗ります。
ですが、テストジェルを陰嚢に塗るのは厳禁です。
アルコールが高濃度で配合されているので、悶絶します。
(睾丸にアンメルツヨコヨコやムヒを塗ると死ぬほど痛いのと同じ原理)
また、吸収率が高すぎる部位のため、テストジェルのような高濃度の男性ホルモンを摂取すると危険性があるという意味もあります。
こちらはテストジェルの説明書ですが、わかりやすくイラストで解説されています。
腹や肩に塗るもので、心臓に近い胸や陰嚢はNGです。
池田も腹と肩に塗っており効果が出ています。
冒険は絶対にやめたほうがいいでしょう。
塗る量
本来は体内の血中遊離テストステロン値を泌尿器科で計測してから摂取量を決めるべきです。
摂取量については個人差がかなりあります。
1日あたりチューブ4分の1を塗ると調子がいいという人もいれば、池田のようにいきなりチューブ1本を塗ったら性欲が戻ったという意見もあります。
完全に自己責任なので、少しずつ使用量を調節していくと良いと思います。
注意と所感
「男性ホルモン補充療法」は医療行為です。
本来は体内の「血中遊離テストステロン値」を計測した上で、泌尿器科医の指導のもと補充量を調節しながら行うものです。
男性ホルモンジェルを使用した男性ホルモン補充療法は、注射で男性ホルモンを注入する方法よりはずっと安全ですが、過剰に肌に塗り続けると男性ホルモンが体内で作られなくなってしまうことがあります。
自分で薬を購入して使用する場合は自己責任なので注意が必要です。
この記事がテストジェルやセルノスジェルなどの男性ホルモンジェル製剤の購入の参考になれば幸いです。
LEAVE A REPLY