私が10年以上も愛用しているラボシリーズが2021年10月にリニューアルされたので化粧水を購入してみた。
成分やボトルの仕様など細かいところで変更が加えられているようだ。
変更点だが、贅沢になったというよりは、基本的にはコストカットが図られている印象だ。
デイリー ウオーター ローション 200mL
香料は控えめに保湿感アップ、キャップはさらに改悪へ…
以前はウオーター ローションREという商品名だったが、デイリー ウオーター ローションという商品名に変更されている。
ボトルデザインが変わり「LAB SERIES」という新しいロゴになっているので、新デザインになったことがわかりやすい。
旧ボトルデザインの在庫を販売しているショップもあるが、化粧品の使用期限がだいたい半年ということを考慮すると、旧ボトルデザインの商品を今から購入するのはやめておいたほうがいいだろう。
とくにこの化粧水は酵母エキスなど劣化しやすい成分も含んでいるので、使用期間は意識すべきだ。
この化粧水はデザイン変更される以前から、ちまちまと仕様が変わっている。
2世代くらい前は拭き取り化粧水という商品だったので別途化粧水を拭き取るためのLABシリーズのコットンを用意する必要があった。
しかし現在では一般的な化粧水に戻っており、コットンはLABシリーズの商品のラインナップからも今まで無かったかのように消えている。
また、キャップがソースの容器に使用されるような安っぽいものに変更された。
以前は高級感のあるマットな金属製でとても気に入っていたが、つぎのリニューアル時にワンタッチ式のプラスチックタイプに変更された。
まだ前回の変更時はプラスチックが肉厚で多少高級感もあったが、今回のキャップは最悪だ。
スーパーに売っているソースの容器に使われているようなものと似ており、非常に安っぽい。
個人的には一番萎えたコストカットポイント。
伊勢丹ではメンズコスメの常駐ブランドだからまだ売れるかもしれないが、知らない人からみたら無印と同程度の価格帯に見える。
デイリー ウオーター ローション 200mLの成分
成分はリニューアル前とほとんど変わらないが、ローマカミツレ花エキスとセイヨウハッカ葉エキスが削除され、ヤシ油アルキルPGジモニウムクロリドリン酸Naという保湿系の界面活性剤がメチルパラペンの代わりに置き換えられている、
ローマカミツレ花エキスとセイヨウハッカ葉エキスが削除されたのはコストカットかもしれない。
どのみち使い続ける人は買うだろうし、違いなんかわからないからいいだろうという感じがして印象はちょっとよくないかもしれない。
ただ「ヤシ油アルキルPGジモニウムクロリドリン酸Na」は某サイトで高評価の高価格帯化粧品に含まれている成分でもあり比較的新しい物質なので、ここが大きな改良点の可能性もある。
使用感と総括
と、ここまで割とコストカットの現状について辛辣に書いてきたうえで実際に使ってみたのだが、、
やはりラボのウオーター ローションはよい。
よいのかよ、という感じだが改良を感じる点もある。
香りは控えめになり、2~3世代前の使いやすい感じのときに戻った印象だ。
旧バージョンのリニューアル直後はなんか臭みのようなものがあり、これ大丈夫かなと思った時期もあったが、今回のリニューアルでは原点回帰のような印象を受けた。
もしかしたらエキス系の成分が削除された理由は香料との兼ね合いにあるのかもしれない。
また、保湿という点では成分が新素材にアップデートされてパワーアップしている印象を受けた。
しっかりとパッティングするように使用すると、美容マスクを使用したあとのような、うるおった感じに近くなる。
商品自体の完成度は相変わらず高い印象だ。
ウオーター ローションの香りをかぐと落ち着くという人は多いだろうし、自分もそうである。
ラボシリーズは男性向け化粧品のパイオニアだが、現代ではラボシリーズよりも安価で良質な製品が存在するのかもしれない。
しかし、どんなにいい製品があったとしても、ラボシリーズの愛用者にとっては、やっぱりコイツしかいないということだ。
デイリー ウオーター ローションの購入方法
以前はウオーター ローションをAmazonで購入していたが、リニューアル後はAmazonからは公式ブランドが撤退し、並行輸入品の取り扱いのみになっている。
しかし楽天では公式ショップが存在し、リニューアル後の商品はここで購入できる。
インターネット上で最安値で買えるのはこの楽天だけで、ミニサイズの乳液やおまけサイズの洗顔料がついてくるキャンペーンを頻繁に行っているので、とくにこだわりがなければ楽天で購入するのが一番よい。
楽天公式ショップ
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