
「Baidu IME」が入力した文字情報を送信していたことが判明!
中国の最大手の検索サイトである「百度(バイドゥ)」が提供している日本語入力ソフト「Baidu IME(バイドゥ・アイエムイー)」を使用すると、パソコンに入力した全ての文字情報が同社のサーバーに送信されることが判明した。
それに伴い、内閣官房情報セキュリティセンターや文部科学省は、中央省庁や研究機関など約140機関に使用停止を呼びかけた。
外務省をはじめ、東京大などのパソコンでも導入されている「Baidu IME」
「Baidu IME(バイドゥ・アイエムイー)」は、おととしまでに180万回以上もダウンロードされる日本語入力ソフトウェア。
gomplayerなど、日本国内で人気のフリーソフトをインストールする際に、ついでに「Baidu IME」をインストールをするよう許諾を求めてくるケースが多く、知らぬ間に承諾してしまいインストールしてしまうケースが多いという。
百度の日本法人「変換候補の表示や、変換精度を向上させるために利用」
使用目的については、各パソコンからサーバーに情報を集め、変換精度を向上させる「クラウド変換」を行うためとみられている。
百度の日本法人は、
とコメントしている。
インストール確認画面のわかりにくさは認知していた
また、百度の日本法人は、Baidu IMEをインストールするかどうかの確認画面について、
「画面が分かりづらい、気づき辛い等のご意見が御座いました。そのため今後、頂いたご意見をもとに迅速な改善をさせていただきます。」と意見があったことは認知しているようである。
送信していた情報は「全角入力」のみ
今回の件で、ネットエージェント社の調査では、Baidu IMEは、全角入力の場合のみ情報が送信されていることを確認した。
また、クラウド入力Offの場合でも入力文字列を送信してたことを確認したそうだ。

全角入力のみを送信していたため、パスワードなど半角入力のみの場合は送信されておらず、クレジット番号や電話番号も変換しない限り送られることもないという。
「アンインストールしてもホントは消えてない」はデマ
ネットで話題の「ソフトを削除しようとしても、インストール一覧から消えただけで、本体は残って図々しく居座る」という情報。
これは、黒翼猫氏によるシステムを監視しながらの検証によるとデマということだ。
システムレジストリについても、アンインストールして再起動をすればきれいに消えることを確認している。
「消えない」理由は、どうやら、インストールする時の利用規約のチェックもしないくらいの人だから、とっくに、別の理由でウィルスに感染しているのではないか、というのが考えられるようだ。
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Baidu IMEを完全に削除する方法
Baidu IMEは以下の手順でアンインストールが可能だ。アンインストールした後もレジストリをそこら中汚しているから大変、ということは無いので安心してほしい。
Baidu IMEをアンインストール(Baidu IME 3.3(Windows8))
- 画面左下で右クリックし、メニューから「プログラムと機能」をクリック。
- 「プログラムと機能」画面が表示されるので、一覧から「Baidu IME 3.3」を選択し、「アンインストールと変更」をクリック。
- 確認の画面が表示されるので「アンインストール」をクリック。
- 「本当にアンインストールしますか?」と表示されるので「はい」ボタンをクリック。
(アンインストールするとBaidu IMEの学習機能も削除される) - アンインストール中、「学習情報と環境設定を保存しますか?」と表示されるので「いいえ」ボタンをクリック。
- アンインストールが終わると、「アンインストールが完了しました」と表示されるので、「完了」ボタンをクリック。
- 「Baidu IME 日本語入力アンケート」のWebページが画面が表示されるので、アンケートに協力しない場合は、そのままページを閉じる。
アンインストールの後、再起動をすれば、プログラムデーターは確実に消去される。
バイドゥのBaidu IMEを削除するとネコ耳萌えキャラに泣かれる【削除方法と対策】
消して再起動しても残っていますregeditと検索に入力してbaiduを完全に消しましょう
この記事にだまされてはいけません半角も送信されています
なんでこんな大嘘つくのかね、ここは