起動するだけなら…
あなたもお困りですか…
こくまろトレンディ管理人の池田です。
10月1日に公開されたMacOS X「El Capitan」だが、巷ではヌルヌル動く・Yosemiteとは何だったんだといった好意的な声が聞かれている。
しかし、実はMac OS史上でもかなり重大なレベルのエラーが数多く潜んでいるようだ。
池田の場合、MacのOS更新で不具合が起きた経験がないので、今回も何もギモンに思わず更新したが、これがマズかった。
今まで使用していたメールアカウントが何故か死んでしまい設定しなおしても繋がらなくなったり、今までアクセスできていたネットワーク上の共有フォルダにアクセスできなくなったりと、???なエラーが多発。
世間の評判とは裏腹に、自分的には最低最悪のアップグレードとなってしまった。
その中でももっとも困るのが、MacOS X「El Capitan」FireWorksCS6が立ち上がらないという現象。
起動させた瞬間に落ちてしまうため抵抗する余地が一切ないのだ。
これを解決する手段はただ一つ、自分でインストールしたフォント(ユーザーフォント)を全て消し去ることである。(2015年10月7日現在)
Fontbookの「ユーザ」タブを選択した時に表示されるフォントが自分がインストールしたユーザーフォントだ。
ユーザフォントを全て選択し、右クリックメニューからFinderで表示を選ぶ。
そうするとすべてが選択された状態になっているので、そのまま別のフォルダに退避させよう。
そのあとFireWorksCS6を起動すると、見事立ち上がった。
つまり、何かのフォントが起動の邪魔をしているということが考えられるのだ。
現状池田で確認した限りでは、Fontworks系(ニューロダンなど)やM+系のフォントを入れていると起動ができない。
いや、むっちゃ困るんですけど。
もちろんファイル内でこれらのフォントは使えなくなるので、今後もFireworksを使っていきたいという人はこの段階で諦める準備をするべきだろう。
というのもEl capitanではjava6で動作するCS6アプリは基本的に動作保証対象外となっているのだ。
そのため、OSレベルではアップデートで改善される可能性は限りなく低い。
仕方ないのでAdobeの見込み薄なアップデートを待つほかないだろう。
誰も使わないワケの分からないアプリをリリースする暇があったら淡々とバグを潰してほしいものである。
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Yosemiteに戻す
とりあえずYosemiteに戻したいという人は、Mac App storeの「購入済み」タブから再ダウンロードするほかに、Timemachineのバックアップなどが必要だ。詳しくはこのサイトを確認してもらいたい。
代替ソフトは?
Photoshopに乗り換えるとしても、ボタンのような形状を量産するのにはそもそも向いていないし、だったらイラレ使うし、でもマトモにスライス使えるのはPhotoshopだし…と延々テンションだだ下がりの無限ループが発生し、とてもPhotoshopを使う気にはなれない。
しかし、Fireworks終了のお知らせを受けて、代替の候補として口コミで広がりつつあるアプリがある。
Photoshopのように何でもできる、というわけにはいかないが、主にUIデザインを目的としたソフトなので、使用感がFireworksにとても近い。
Sketchは最近注目されつつあるトレンドのデザインソフトでもあるので、なんとなく乗り換えてやろうか、という気にもなるかもしれない。
el capitanとFireworksの相性問題は、このページで続報を書いていく。
Flash CS6が立ち上がらなくて検索していました。
FOTフォントの全使用停止で立ち上がりました。
どれが悪さしているかは絞り込めていません。
ありがとうございます。