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近藤晃央が『心情呼吸』に込めた想い―「ペテロの葬列」の主題歌に抜擢された理由とは

近藤晃央が『心情呼吸』に込めた想い―「ペテロの葬列」の主題歌に抜擢された理由とは

シンガー・ソングライター近藤晃央さんに迫る!
俳優・小泉孝太郎主演のTBS系ドラマ「ペテロの葬列」の主題歌『心情呼吸』。「♪届け~た~くて」というフレーズが耳に残る名曲だ。

歌うのは、シンガー・ソングライターの近藤晃央(あきひさ)さん。

愛知県出身で、1986年8月6日生まれの28歳だ。

近藤晃央さんは音楽関係の会社を退社後、路上ライブなどで活動。

その後、出身地の愛知県で音楽活動を始め、テレビやラジオなどに出演して“東海の星”と言われていた。

2012年9月にシングル『フルール』でメジャーデビュー。2013年9月発売の第4弾シングル『あい』が、「ペテロ…」の前作に当たるTBS系ドラマ「名もなき毒」の主題歌として起用される。

今作の主題歌となる『心情呼吸』は、近藤さんの書きおろしだ。

心のままに生きていけたら…との思いが込められた曲で、曲を聴いた小泉孝太郎は「『もっともっと頑張らないと』と奮い立たせてもらったような気持ちになりました」と話している。

また、近藤さんは自身のブログで「悲しい事を素直に悲しいと言えるだけで嬉しくなる。自分自身への『嘘』と決別する、というテーマで書き下ろしさせて頂きました」とコメントしている。

撮影現場を訪れた近藤もまた、「ドラマを見ている方々や主人公の背中をそっと押せるような曲になってくれたら」と語っていた。

「続編も主題歌を担当できて嬉しい」

近藤さんは、前作に当たるTBS系ドラマ「名もなき毒」の主題歌を担当していたこともあって、今回続編である「ペテロの葬列」の制作が決定したときに、「『今回は主題歌誰がやるのかな~』と気になってましたが、今回も主題歌をやらせて頂き、本当に嬉しいです」と素直な気持ちを綴っている。

作家・宮部みゆきさん原作の“杉村三郎シリーズ”である「ペテロ…」の前作「名もなき毒」(2013年7月期)でも、近藤さんの楽曲『あい』が主題歌として使用されていた。

さらに、撮影現場での小泉との2ショット写真を紹介し、「ドラマ撮影現場の緊張感は、音楽の現場とは一味違って僕も大興奮でした」と振り返った。

感性を活かした仕事に就くこと=音楽だった

中学時代にギターを始めたという近藤さん。

夏休みに提出した感想文が教師から絶賛されたことから、将来的に『感性を活かした仕事に就くこと』を勧められたのだという。

そして、行きついたのが、「音楽」+「感性を活かす」=「自分で曲を作ること」だったそうだ。

そんな経緯もあり、地元のライブハウスや東京の音楽関係の会社で音楽に携わる仕事を経験後、23歳で本格的に音楽活動をスタートした。

自主制作の音源をリリースし、ストリートライブの開催、さらに地元のラジオにレギュラー番組を持つなど、活動の場をどんどん広げていく。

デビュー前なのに「ap bank fes」に出演

また、まだデビュー前にもかかわらず、2012年7月に「ap bank fes’12 Fund for Japan」、同9月に「TOKYO GIRLS COLLECTION in NAGOYA」に出演し、話題を集める。

そして2012年9月19日に、シングル「フルール」で念願のメジャーデビューを果たす。

2012年12月5日に発売したセカンドシングル「テテ」は、読売テレビ系アニメ「宇宙兄弟」のエンディングテーマにも使用され、新人としては異例の抜てきとなった。

アーティストとしては遅咲きながらも、持ち前の実力と情熱的な歌声で注目される、近藤さん。

これから、どんな名曲を生みだしていくのか楽しみなアーティストだ。

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