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堺雅人演じる古美門のモデルと原作の存在に迫る!
百戦錬磨の弁護士だが、実は金の亡者。さらに口も悪い。そんな人格に難ありまくりの古美門研介(堺雅人)と熱血一直線の弁護士・黛真知子(新垣結衣)、2人の活躍を描くドラマ「リーガルハイ」。
初回放送視聴率21.2%と半沢超の数字を叩き出した第一回は、古美門法律事務所で職務経験を積む検事の羽生晴樹(岡田将生)が登場。
保険金殺人事件の被告である安堂貴和(あんどう きわ)(小雪)の弁護を請け負うことになった古美門(こみかど)たちが、同事件に検事として関わることになった羽生(はにゅう)と再会し、熱い法廷バトルを繰り広げる。
第二話では、ある事件により失墜した天才起業家・鮎川(佐藤隆太)がキーパーソンになる。
出所した鮎川は、入所中に事件のみならず自身のプライベートまで洗いざらい暴露したテレビ番組、週刊誌、自分をモデルとして漫画を執筆した漫画家、バッシングを浴びせたブロガーにいたるまで、名誉毀損で訴える裁判を起こす。
その裁判に古美門と黛も参戦。
自分で自分を弁護することにした鮎川は、天才的頭脳を発揮。
古美門と黛は思わぬ苦戦を強いられることになってしまう。
新キャラクターとともに古美門たちが織りなすドラマチックな法廷バトル、パワーアップした舌戦など、見どころが満載の新シーズン「リーガルハイ」。
今回は、脚本を手がける古沢良太氏が明かした、誰もが気になるキャラクターの誕生秘話をご紹介しよう。
リーガルハイの原作は存在する?
リーガルハイの原作は存在しない。
リーガルハイは、もともと脚本を担当している古沢氏が、古美門研介と黛真知子のキャラクターが頭に浮かんだことで誕生した話だという。
2人がケンカをする面白いドラマを作りたいと思ったのがきっかけで、弁護士という設定は実は後付なのだそうだ。
印象的なセリフの数々は、脚本家の古沢自身が落語家のように成りきって喋りながら、一生懸命絞り出しているという。
前シーズン「リーガル・ハイ」で定番となった「法廷シーン」だが、最初は地味だから視聴率に良くないのではないかという声があったため実は少なめに設定したという。確かに法廷場面が無かった回もあった。
その代わりに古美門邸のシーンで盛り上げようと考えたそうだ。
食事のシーンが多いのはそのためだそうだ。
結果的には第一シーズンの「リーガル・ハイ」では、地味どころか本当に面白く描かれていて、厳粛な場でハチャメチャやっているという画が盛り上がると判断。
第二シーズン「リーガルハイ」では法廷を増やしていくことになったのだとか。
古美門と黛のモデルって誰?
強烈なキャラクターである古美門研介(堺雅人)と黛真知子(新垣結衣)。
脚本の古沢氏によると、モデルはいない、というか作らない、という。
古沢氏は明確なモデルを置かずに、自分の中から出てきたものでドラマを作っていくのだそうだ。
第二シーズンでも古美門は第一シーズン同様、好き勝手なことばかりを言い、ハチャメチャやらかすおバカな面と、勝利のためには時に卑劣な手も使うことも厭わないという冷酷な面を持ち合わせているキャラクターだそうだ。
古美門を演じる堺雅人にはもっと馬鹿になってはじけてもらいたいと願う一方、バカな面を多くし過ぎているのも自覚しているようで、第二シーズンでは知的でダークな部分を強化していくそうだ。
第二シーズン「リーガルハイ」では、冷酷な古美門が見られそうである。
黛のキャラクター像は?
番組内で古美門同様、個性の強いキャラクター、黛真知子。
脚本の古沢氏によると、黛は“さまよえる弁護士”なのだとか。
あっちに突っ走っては壁にぶち当たり、こっちに行っては道に迷うということをいっつもやっているキャラクターなのだそう。
古美門にどれだけ辛辣な言葉をぶつけられても、平気で見てられるのは新垣結衣の圧倒的な“華”のおかげなのだとか。
あれだけ美人の女優なのに、リーガルハイでは美人として扱われていない。
ぱっつん前髪にくるぶし靴下という黛のビジュアルの作り込みはスタッフが考案したものだそうだが、脚本の古沢氏自身は面白いと評価しているようだ。
弁護士「羽生晴樹」はどうやって生まれた?
第二シーズン「リーガルハイ」の新キャラクター、岡田将生が演じる「羽生晴樹(はにゅうはるき)」。
検事から弁護士へと転身し、古美門と対立するという強敵を演じる。
脚本の古沢氏によると、このキャラクターは、古美門と黛の正反対のキャラクターを作ろうということで生まれたそうだ。
古美門と黛を戦う意志を持った人間とするならば、羽生は「戦いを避けようとする人間」だ。
古美門にとっては、やりにくく、戦いにくい人間というわけだ。
この羽生が今後どう変貌していくかが新シーズンの見どころだという。
死刑判決を受けている「安藤貴和」と古美門の関係
第二シーズンのキーマンとして、殺人事件の容疑者として逮捕され一審で死刑判決を受けているという小雪が演じる「安藤貴和(あんどう きわ)」の存在がある。
脚本の古沢氏によると、安藤貴和が生まれる背景には「圧倒的な悪」を描きたいというものがあったそうで、そこから生まれたのだとか。
第二シーズンではこの「圧倒的な悪」を横軸に、毎話古美門と安藤が向き合うシーンが描かれるという。
その中でどこかしら共鳴し、すてきな関係になっていく姿も見られるかもしれない。
古美門一人では無理なので服部さんがいる
古美門法律事務所の事務員兼、古美門の身の回りの世話をする里見浩太朗が演じる事務員の「服部」。
古沢氏いわく、服部さんはバットマンでいう「マイケル・ケイン」だとか。
金持ちでワガママ、やりたい放題の古美門の面倒を全部一人でこなせるのだから、いろいろな特技を持っているのは必然。
第二シーズンでも色々な特技が見られるという。服部の頼もしさは健在だ。
黛と羽生が恋愛関係に!?
第二シーズンの見どころとして、古美門の元にとどまるべきか、羽生とともに新たな道に行くべきか、振れ動く黛の心境の変化がある。
羽生は黛に向かって「黛先生の真っ直ぐなところを尊敬しています」などと、ドキリとする“人たらしっぷり”を発揮する発言を連発。
2人の男の間で揺れ動くラブストーリーが展開される?と思いきや、やっぱりそこはコメディー。
「いったいどうしたいんだお前は?」と思わず言いたくなるくらい迷ってくれそうだ。
堺雅人が脚本に与えた影響
脚本の古沢氏によると、堺雅人の演技に脚本が影響を受けることは多々あるという。
古美門のセリフに関しても、堺雅人があれだけセリフを早口でまくしたてるとは思っていなかったようで、セリフ量を増やそうと決めたそうだ。
しかしこれは今回にかぎらず、どのドラマでもそうで、実際に俳優の演技を見て刺激を受けて次回以降の脚本に反映されるということは多々あるそうだ。
番組関係者のみならず、ネットなどでも第一シーズンの評価が非常に高かった「リーガル・ハイ」の第二シーズン「リーガルハイ」。
今シーズンも魅力あるストーリーが展開されるので、ぜひ一話も見逃さずにチェックしておこう。
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