なぜ売り子じゃないのを3人混ぜたのか?
千葉ロッテがエイベックスと手を組みプロデュースしたビール売り子アイドルグループ、『マリーンズ カンパイガールズ』がデビュー曲「カンパイ娘」を公開した。
ビールの売り子アイドルは、12球団初だ。
メンバーは6人で、3人はQVCマリンフィールドで働く現役の売り子だが残り3名はオーディション。
メディアではどの娘が現役の売り子でどの娘がオーディションかは大人の事情なのか触れられていない。
こくまろトレンディではせっかくなので現役売り子のメンバーとオーディションのメンバーを分けてご紹介しよう。
現役売り子メンバー
今井さやか
25歳。売り子歴8年目の現役バリバリの今井さん。17歳の頃から売り子を始めたことになる。
メンバーの中では最年長でリーダー。
最もビジュアルが映えるのでこの子を売るために作られたユニットであることはきょうび誰が言わないでもわかるだろう。
1日の最高販売数は驚愕の590杯。毎試合元気に働き、お客様に顔を覚えてもらうことが売り上げアップのコツだそうだ。
大宮愛香
23歳の現役大学生。売り子歴4年目でこちらもベテラン。昨シーズンは皆勤という真面目なキャラクターがウリのメンバー。
AKBのような“会いにいけるアイドル”オーラをまとっている。仮面ライダー好きもアピールしており、コアなファンを取りに行く感じだ。
前田美里
20歳の現役大学生。売り子歴2年目で過去最高は1日160杯。
高校時代はやり投げをしており、スクワットで120キロ上げていたこともあるという。
今後力持ちキャラクターが活かされる機会があればいいのだが…。
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オーディション選抜メンバー
朝倉なおこ
21歳。元・地下アイドルの経歴を持ち、2015年4月まで秋葉原のライブ&バー秋葉原ディアステージで橘花もことして活動していた。
浅倉なお子→麻倉なおこ→橘花もこ→朝倉なおこ って変わりすぎだが、今が一番勝ち組なのは間違いないな。会うことないけどもし会ったら謝罪からだな(笑)もうちょっと重宝しておけばよかったわ(笑)あとあの時プライベート2ショット撮っとけばよかった←
— kztn (@kazutan1212) 2015, 6月 20
所属するユニットや場所によって何度も改名するのは地下アイドル特有だ。
売り子経験は無いが、アイドル歴という点ではギョーカイの光と闇を見続けた大ベテランといえるだろう。
平山美紗樹
22歳。舞台・ミュージカルでの活動歴がある。
8歳~18歳の間にやっていたバトントワリングでは全国大会銀賞、全国規定演技ソロ上級部門金賞という実力派。HIP-HOPダンスもこなす。
売り子経験は無いが体力と運動神経は他メンバーを抑えてダントツかと思われる。
外塚歩
22歳。元売り子枠。関西のプロ野球球場で売り子経験があるとのこと。
芸能活動に関する情報は無いが、2015年に“ミスいちご”を決定するミスいちごオーディションで「ミスいちごメイト」に選出されているようだ。
アゴでいちごを挟むという謎の特技はここから来ているのだろう。
モー娘。デビュー戦略そのまんま
『マリーンズ カンパイガールズ』は、2015年8月30日までに30,000杯のビールを売れば写真集を発売できるという“千葉ロッテマリーンズ 売り子チャレンジ2015”を行っている。
モー娘。デビュー時の「5日間で5万枚手売り達成でメジャーデビュー」戦略と似ており、CDがビールになった感じだ。
しかも、アイドルから直接ビールを買えるあたりはAKBの握手のノリと近い。
新曲と同時にメンバー全員のアメブロを立ち上げたりと、戦略にエイベックスの力の入れようが垣間見えるのだ。
なぜ現役売り子メンバー3人にオーディションメンバー3人を追加したのか
前述のとおり、マリーンズ カンパイガールズは現役売り子メンバー3人とオーディション選抜メンバー3人を追加した6人ユニットだ。
現役売り子メンバーでないメンバーを追加するして売り出すのは、分かりにくくなるなどデメリットが大きいはずだ。
それこそ現役売り子3人だけでパフュームっぽく売り出すこともできただろう。
しかし、エイベックスの判断として現役売り子だけではNGという判断が下ったのは確かだということだ。
大きな理由として考えられるのはリーダーの今井さやかの扱いだ。
ほかの現役売り子メンバーの前田と大宮の大人しめのキャラクターとの落差を考慮して、中和する目的でオーディションメンバー3人を追加したのだと考察できる。
結果的に、今井さやかがメンバーをまとめるお姉さん的ポジションに見えるようになっているのだ。
果たしてプラス3人の判断は果たして吉と出るか―。
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