女子ジャンプNH決勝
2月11日 26:30ごろ~ NHK総合
男子ジャンプNH予選
2月8日 25:30~ NHK総合
男子ジャンプNH決勝
2月9日 26:30~ NHK総合
男子ジャンプLH予選
2月14日 26:30~ NHK総合
男子ジャンプLH決勝
2月15日 26:30~ NHK総合
男子ジャンプLH団体
2月17日 26:15~ NHK総合
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ジャンプ女子 髙梨沙羅
若干僅か17歳になったばかり、身の丈152㎝の髙梨。しかし、すでに彼女の前を行くジャンパーはいない。
今季、W杯14勝目をあげて米国サラ・ヘンドリクソンが持っていた女子ジャンプ最多勝利数記録を抜き、以後も勝ち続けて、積み上げた優勝は19回。
まだ17歳のインターナショナルスクール2年生にも関わらず、複合の荻原健司と並び、スキーの日本勢最多勝利記録保持者となる。
2013年夏は課題としていた着地時のテレマーク(足を前後に開いた姿勢)に貪欲に取り組む。
スキー以外にも、バレエ、ピアノ、陸上競技などの上達に地道な努力を続けてきた。その集中力が、彼女を突出した存在に押し上げたといえるだろう。
大ジャンプの秘訣は、タイミングのいい踏み切りにある。
小学2年生でジャンプを始めた当初から、通常より板の短いローラースキーで練習を重ね、0.1秒にも満たない最良の瞬間を身体に刻み込んだ。
そして、その集中力は現在、最高レベルに達した。
2月2日のW杯でシーズン最多勝記録を更新する10勝目をあげた髙梨。
今五輪からの新種目、女子ジャンプの初代金メダルを手にする可能性は非常に高い。
ジャンプ男子 葛西紀明
日本選手団主将の葛西紀明(41)は、自身7度目の五輪挑戦となる。
1988年のW杯初出場から、26年の歳月が流れていた。
今までに苦難の連続だった葛西。1994、1995年と立て続けに鎖骨を骨折し、このときは「飛ぶのが怖い」と弱音も吐いたこともあった。
1998年の長野五輪では1ヵ月前に左足首をネンザし、無念のLH(ラージヒル)落選も味わった。
母の死、所属会社の経営破綻。試練を気持ちと練習で乗り越えて、今年1月11日、W杯バート・ミッテルンドルフ大会(オーストリア)では、W杯での最年長優勝記録となる16勝目をあげた。
度重なるルール変更にも腐らず、その都度ジャンプを進化させて対応してきた葛西。
自身初の金メダルは、目の前だ。
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