ホンダの爆速芝刈り機がヤバすぎる
ホンダの欧州法人であるHonda Motor Europeが、乗用芝刈り機「HF2620」を改造した「HF2620改」を製作し、世界最速の芝刈り機として「ギネス世界記録」に認定された。

時速187.60キロの爆速芝刈り機の衝撃動画

改造した乗用芝刈り機「HF2620改」がギネスに認定された記録は、2014年3月上旬にスペインのテストコースで達成した時速187.60キロ。

最高速度が15キロ前後の欧州向け芝刈り機に、大型スポーツバイクのエンジンを搭載、さらにタイヤやホイールを入れ替え、車体も軽くして速度を向上させてマシンをパワーアップさせた。

「芝刈りの性能は市販の商品と変わらないのに、高速で走行できる意外性を訴えたかった」というホンダ欧州法人の謎の野望にキュンときてしまう。

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元の20馬力から約5倍となる109馬力に

HF2620に搭載されていた排気量614ccのV型2気筒エンジンを、ホンダの大型スポーツバイクに搭載されるハイパワーエンジン「VTR1000Fファイアーストーム」の排気量995ccV型2気筒エンジンに変更した化け物芝刈り機。

最高出力は、元の20馬力から約5倍となる109馬力だそうだ。

無駄に高機能

なんとこの爆速芝刈り機、ただ速いだけでは飽きたらず、パドルシフト付きの6段変速トランスミッションもついている。

また、クロームモリブデン鋼を用いて新たに製作した軽量高剛性フレーム、全地形対応車（ATV）から流用されたタイヤ／ホイールなどにより、時速0～100kmの加速時間はスポーツカー並みの4秒を実現している。

間違いなく、芝刈り機としては驚異的な性能。技術力をアピールする方向性を完全に間違えている欧州ホンダの情熱に乾杯だ。

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