
与沢翼氏御用達の情報商材ASPがガサ入れか
「秒速で1億円稼ぐ」と豪語してきたIT企業『Free Agent Style Holdings』の与沢翼会長絡みで、情報商材・電子書籍を取り扱うI社が渋谷税務署のガサ入れを受けたという。
主に情報商材ASPとして業界を代表する会社であるI社は、与沢翼氏が運営する塾や商材の決済を代行し、決済手数料などを得ていた。
今回のI社のガサ入れは、国税とのハードな交渉が続く与沢翼氏の関連と見られている。
同社の事情に詳しい人物によると、
「以前もガサに入られたことはあったが、そのときは前代表の縁で、税務署に圧力をかけて回避できたが、今回はその縁も消えたため、別ルートでその縁がなければ、マルサにがっぽりしっぽりされるんではないでしょうか」という。
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税金の支払いに追われ破産した与沢翼氏
インターネットの広告事業やネットでおカネを稼ぐ方法を教える情報商材ビジネスで年商50億円、月収数億円(自称)を稼ぐ”ネオヒルズ族”だった与沢翼氏。
2014年4月26日には突如Facebook上で、「資金が完全にショートした」と懺悔(ざんげ)し、アメブロのアクセス数が総合1位になるなど、大きなニュースになった。
いま住んでいる六本木の超高級マンションは、5月末までに出て行かなければならず、都内に複数借りていたマンションもすべて引き払い、返還された敷金を税金の支払いに充てたという。
国税局の職員が来襲!「法人税、約1億5000万円を『5日以内に全額払え』」
すべての始まりは、2014年1月31日だった。
腕章を付けた国税局の職員が10名ほど六本木の本社にアポ無しで来襲し、2013年8月期の法人税、約1億5000万円を『5日以内に全額払いなさい』と言われたのだという。
知人に『国税は12分割してくれる』と聞かされていた与沢翼氏は、自由に金を使っていたため手持ちがなく、住んでいたマンションは2年分の億単位の家賃を先払いしていたため金策に奔走することになる。
5日後、マンションの敷金などをかき集め、8000万円を用意した与沢翼氏。
このとき国税は「2月末までに残りを払えばいい」と譲歩を見せ、とりあえずは一件落着に思えた。
カード決済代行会社が“怪しい倒産”で死ぬことを悟った
しかし、与沢翼氏は一気に奈落の底に叩き落とされる。
客の入金などを担当していたカード決済代行会社が、突然倒産したと言ってきたのだ。
与沢氏はそこに入ってくる売り上げを支払いに回す計画だったので、その瞬間、『死んだな!』と悟ったのだという。
怪しい倒産で、弊社のカネを持ち逃げしている可能性もあるため、なんとか債権を取り戻さなければ、と考えているという。
会社とは名ばかりの無法地帯
飲み代に費やすお金は、毎晩100万円。
小銭はジャマだからゴミ箱に捨て、さらには長野でソバを食うためにヘリコプターをチャーター。
会社でも、役員が勝手に20代の女の子を月50万円で雇ったり、会社のカネで株の学校に通ったり、与沢翼氏が買ったブランド品をこっそり質屋に流すやつがいたり…会社とは名ばかりの無法状態に陥っていたという。
収益の柱は有料メルマガ・ユーチューブ有料チャンネルへ
おばあちゃんの家に逃げることも考えたという与沢翼氏だが、諦める気は毛頭ない。
今後は収益の柱を情報商材から有料メルマガや、ユーチューブの有料チャンネルに移したいと思っているという。
ネタは、この2年間で与沢翼氏が見聞きした“おカネのウラ”だそうだ。
アイドルの素顔やテレビに出ている実業家の化(ば)けの皮を剥(は)いでいくのだという。
会社が倒産しても、国税に追われ全てを失っても、ただでは起きない与沢翼氏。自分自身をコンテンツとして発信していくことの力を知っている人間だから、復帰も早いだろう。
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