
ついに明らかになる栩内香澄美(とちない・かすみ)容疑者の素性
覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された「CHAGE and ASKA」のASKA。
衝撃のニュースは世間を一瞬にして駆け巡り、ASKAが「あくまで音楽関係者だと思っていた人が、アンナカ(安息香酸ナトリウムカフェイン)を持ってきてくれただけ」と逮捕時に弁明していたことがわかると、さらには“主治医”である平石貴久氏がテレビ出演し、「アンナカ(安息香酸ナトリウムカフェイン)を処方したのは私」と養護するなど、当分ワイドショーはネタに困らない様相を呈している。
すべての鍵は一緒に逮捕された栩内香澄美(とちない・かすみ)容疑者が握る
ASKAは5月17日未明に知人の会社員女性・栩内香澄美(とちない・かすみ)容疑者のマンションを訪れ、同日午前7時半ごろに外出したところで、捜査員に任意同行を求められ、警視庁湾岸署で、覚せい剤取締法違反(所持)の容疑で逮捕された。
その後、栩内香澄美容疑者も同容疑で逮捕された。
栩内容疑者の自宅マンションは東京メトロ表参道駅から徒歩3分のところにある港区南青山の6階建てのマンション。
同課ではASKA容疑者が足しげく通っているとの情報をつかみ、2人の関係を把握したうえで、栩内容疑者宅で待ち構えていたようだ。
奇声…物音…かねてから騒音被害が報告
現場となったマンションは表参道駅から徒歩3分ほどの超一等地。
近所に住む男性によると、今年に入って、マンションから『アー』とか『ヤー』という奇声が聞こえるようになったのだという。
甲高い声で男性なのか女性なのかもはっきりしなかったそうだ。
他の近隣住民からも、深夜から朝にかけての物音など騒音被害が訴えられており、これはASKAが夜にこのマンションを訪れ、朝帰宅するまでの時間だった。
警視庁組対5課は栩内容疑者の部屋から出たゴミを漁って覚醒剤使用の証拠を得たとされているが、精液がついたティッシュペーパーが押収され、そこから薬物反応が出たとの報道もある。
また、目黒区のASKAの豪邸からは、覚醒剤のほか、合成麻薬MDMA100錠近く、さらにMDMAを細かく砕いた粉も見つかっている。
覚醒剤を使った性行為はこのうえない快感が得られる反面、男性は性的不能、つまり勃(た)たなくなることもあるため、それを防ぐためMDMAが混ぜ物として使われるのだ。
ASKA、栩内香澄美ともに容疑を否認しているが、湾岸署で行われた尿検査では、ASAK容疑者からは覚せい剤とMDMAの陽性反応が、栩内容疑者からは覚せい剤の陽性反応が検出された。
ASKA容疑者とともに、覚せい剤取締法違反(所持)の容疑で逮捕された会社員・栩内香澄美(とちないかすみ)容疑者。
なぜ大物ミュージシャンと一般の会社員が知り合い、愛人関係にまでなったのだろうか。
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地元青森の藤崎小、中学校では憧れの的だった栩内容疑者
青森県南津軽郡藤崎町。とある町営団地で栩内香澄美(とちないかすみ)容疑者は育った。
家族構成は元・大工の父親、19歳で彼女を産んだ母親、3~4歳離れた妹の4人。
地元の藤崎小、中学校に通うころから、目鼻立ちのハッキリした顔とスラリとしたスタイルで、男子生徒たちの憧れの的だったという。
中学時代の同級生「かなりモテていた」
中学時代に同級生だった男性によると、栩内香澄美は中学では吹奏楽部でクラリネットかフルートを吹いていたと思うという。
彼氏はいなかったと思うが、かなりモテていたという。あだ名というものは無く、苗字で『トチナイ』と呼ばれていたそうだ。
美少女すぎて同級生の高見盛よりも有名
中学卒業後、栩内香澄美容疑者は弘前実業の商業科に進む。
栩内容疑者の美少女ぶりは、当時相撲部で実績を上げていた同級生である振分親方(元小結・高見盛)より有名だったという。
クラスメイトだった女性によると、ものすごくかわいかったために男子だけでなく女子にも人気があり、まわりにはいつも人が集まっていたという。
同じく“美人”な母親が中学生の頃、白血病に倒れ他界
町営団地の住人によると、栩内一家は、36年ほど前、団地ができたころから住んでいたという。
母親はすごく美人で、家で子どもの面倒を見ながら内職をしていたのだという。
栩内香澄美容疑者も近所の年下の子どもの面倒をよく見ていた優しいこどもだったという。
ところが、香澄美容疑者が中学生の頃、母親が白血病にかかり、結果的に36~37歳の若さで亡くなってしまう。
母親を亡くし上京
母親を亡くした栩内香澄美容疑者は、高校卒業後、悲しみのなか上京。
都内アパートの1Kの部屋に暮らしながら、カステラで有名な文明堂や、カメラマンのアシスタント、ネイルアーティストなどの職に就いたという。
そして10年ほど前に、大手人材派遣会社パソナグループの経営コンサルティング会社に就職し、これがASKAとの出会いの契機となる。
パソナグループが家賃を払うほど特別扱いされていた栩内容疑者
パソナグループ幹部社員によると、栩内容疑者は、パソナグループ内で、特別扱いされる存在で、彼女のマンションの家賃も会社が払っていたのだという。
『勤務態度がよく、管理職候補だった』との報道もあるが、それはとんでもなく、昼間まで会社に来ないこともあったという。
グループ上層部の寵愛(ちょうあい)を受けていたからこそ、『管理職候補』という表現になったのだろう。
政界に太いパイプを持っていたパソナグループ代表がASKAのスポンサー
栩内容疑者は”姫”のように振る舞いながらグループ会社を渡り歩いた。
そして、その背後には、パソナグループの南部靖之代表の存在があったという。
南部氏は、小泉政権で総務大臣などを務めた竹中平蔵氏をグループの取締役会長に据え、安倍政権主宰の「若者・女性活躍推進フォーラム」の有識者メンバーを務める。
政界に太いパイプを持つ人物だ。
ASKAと南部氏の交遊は、15年以上におよび、いわば有力なスポンサーだという。
南部氏を知る会社経営者によると、ASKAがパソナ主催のイベントに招かれ、歌を披露することは何度もあったという。
南部氏は、六本木や西麻布など夜の街で遊ぶことはほとんどなく、もっぱら、港区元麻布にある約300坪という広大な敷地を誇る「仁風林(にんぷうりん)」で異業種交流会のようなパーティを開いているのだという。
引用元の表示:
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/photos/20140522/dms1405221535015-p1.htm
ここで政財界の要人や芸能人を招いたパーティや会合を頻繁に開催しているが、その”接待要員”の一人が、栩内容疑者だったのだ。
栩内香澄美が”南部ガールズ”の一員になるまで
栩内香澄美容疑者がパソナの系列会社の女性社長の秘書を務めていた頃に南部氏の目にとまる。
パソナグループ幹部社員によると、南部氏お気に入りの美女たちが集められる直属の接待部隊、いわゆる”南部ガールズ”の一員となったという。
10人ほどいるホステスの中でも、特に人気だったようだ。
そして数年前、ASKAと栩内容疑者はこの仁風林でのパーティで出会い、覚せい剤を使用した性行為をする仲になっていくことになる。
5月21日現在、容疑を否認しているという栩内容疑者。彼女が真実を語る日は来るのだろうか。
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