アイドルグループBiSにファッションデザイナーのコシノジュンコさんが加入!
アイドルなのに“病んでいる”、全裸PVや感情的でロックな曲が話題を呼んでいるアイドルユニット「BiS」に、ファッションデザイナーであるコシノジュンコ(74)が正式メンバーとして加入することが発表された。
BiSは9月22日に、メンバーであるミチバヤシリオが脱退。2013年9月まで新メンバー募集の応募を受け付けていたが、なんとオーディションに極秘で参加し、優勝。正式にメンバー加入が決定した。
コシノジュンコさんはファッション担当として、新曲「恋する電報JAPAN」をはじめ、ステージやライブなどのメンバーの衣装を手がける。
また、2013年11月5日には、東京・二子玉川ライズ・ガレリアで開催される「HOT DENPO FESTIVAL 2013」にBiSのメンバーとして出演するという。
あまりにも斜め上すぎる新メンバーにネット民困惑!
コシノジュンコさんが加入したことに対して、メンバーのファーストサマーウイカは、
「まだLINE ID交換してないわ」
などと無茶苦茶フレンドリーにコメントしている。
ネットでも、「全員揃った写真を見たら意外に違和感がない」「同じ名前の人かと思ったら本人でワロタ」などと、あまりにも斜め上すぎる新メンバーの人選が話題になっているようだ。
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コシノジュンコさんは、実はスゴイ人です…。
コシノジュンコさんは、ファッションデザイナーとして世界的に知られるコシノ3姉妹(コシノヒロコ、コシノジュンコ、コシノミチコ)の次女。本名は小篠 順子。
メイクの関係でキツイ性格だと勘違いされることが多いが、息子の順之氏が優しい性格だと主張しており、そんなことはない。
トレードマークのボブ調のおかっぱ頭は、なんと20歳の頃から続けているという。
NHKの連続テレビ小説「カーネーション」のモデルとなったファッションデザイナー、小篠 綾子さんの娘として育てられたコシノジュンコさんは、親と同じくファッションデザイナーの道へ。
そして19歳の若さで、デザイナーの登竜門である「装苑賞」を受賞する。
1978年からはパリ・コレクションに参加し、そのあとはまだファッションが盛んではなかった北京、ベトナム、キューバ、ミャンマーなどでショーを企画、開催するなど精力的に活動。
日本ではつくば万博をはじめ、バルセロナ五輪男子バレーチームや読売ヴェルディなどプロスポーツのユニフォームなど数多くの衣装を手がける。
現在もオペラやブロードウェイでの衣装を手がけたり、海外でファッションショーを開催するなど、74歳という高齢でありながら、現役バリバリのファッションデザイナーだ。
ジュンコさの片腕として経営を支える敏腕プロデューサー鈴木弘之さん
ご主人は、JUNKO KOSHINO(株)の代表取締役を務める鈴木弘之さん。
コシノジュンコさんとは自動車学校で知り合い、のちに結婚。
元ヘアデザイナーだったが、経営が苦手なジュンコさんの片腕になるべく、自分の仕事を捨ててジュンコさんの会社の経営に参画。
見事にジュンコさんの会社の経営を立て直し、現在はJUNKO KOSHINO(株)の代表取締役を務め、ファッションショーのプロデュースなどを行っている。
優れた経営のエキスパートとして、ジュンコさんの活動を影で支えている。
コシノジュンコさんの体に流れている大阪の血に異文化を感じ、まるで国際結婚でもするかのように結ばれたカップルなのだとか。
母との共演も!イケメンディレクターの息子、鈴木順之さん
息子は、クリエイティブディレクター、グラフィックデザインのプロデューサーとして活躍する鈴木順之(ヨシユキ)さん。
母とは異なるグラフィックの世界に進み、ロンドンで空間デザインを学ぶ。
そしてPUMA japanのクリエイティブディレクター、グラフィックデザイン分野のプロデューサーとして活躍。
最近では母のジュンコさんのショーに演出として参加したり、雑誌やテレビで共演することも多く、露出が増えている。
初めて社会の輪に入ったのは“出産”がきっかけ
いわゆる“とがったクリエーター”であるジュンコさんが、初めて社会の輪に入ったのが“出産”だったという。
そこで息子の順之(ヨシユキ)さんを学校へ送り迎えなどをしたりしながら、社会催事を体験していったそうだ。
しかし、ジュンコさんの角が取れることはなく、息子の母親参観の日、パンストをターバンにしてかぶって学校に行ったり、幼稚園の文化祭の準備にジュンコさんが集中しすぎて、文化祭当日に順之さんを自宅に忘れて来たという“サイケの女王”らしいエピソードも残っている。
コシノジュンコさんのクリエイティブのこだわり
ジュンコさんは、他のデザイナーのショーは“暗記力がないから”見ない、という。
記憶力があるとすでにできたモノを思い出してしまうから、ゼロから生み出すことができなくなるのだとか。
ジュンコさんのクリエイティブのこだわりは、「目の前にあるモノを見る」ことだ。
ヒントは外国とか、遠くてずっと外に転がっているのではなく、目の前の一番身近なものに多く転がっているのだという。
今回のBiSへのオーディション参加も、コシノジュンコさんらしい、枠にとらわれない見事な発想が元になっているのだろう。
BiSの方向性ともシンクロする部分があったのかも知れない。
今年の最後は日本中が「BiS」の話題で持ちきりになるかもしれない。
今後の活躍に注目したい“アイドルユニット”だ。
BiSの人気曲”Fly (Special Edit)” Music Video
PVにも出演して欲しいですね。見切れる程度でもいいので。笑
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