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大瀬良大地がドラフトで見せた感動の瞬間!プロデビュー白星を決めた赤いパンツの秘密!

大瀬良大地がドラフトで見せた感動の瞬間!プロデビュー白星を決めた赤いパンツの秘密!

プロ初白星を決めた期待のエース!
11月9日、台北・新荘で行われた日本と台湾による国際強化試合で、大瀬良大地(おおせら たいち)投手(22)が自己最速タイの153キロをマークし、初白星を飾った。

はにかむ笑顔がとっても素敵な、期待のエース大瀬良大地(おおせら たいち)投手に迫る!

大瀬良大地(おおせら だいち)選手とは?
1991年6月17日生まれ。身長186cm、体重90kg。最速153km/hの直球と、キレのいいカットボール、チェンジアップが武器。

長崎日大高校、九州共立大学出身。

大学では2年生の春から3季連続でリーグMVPに。アマチュアながら11月に行われる侍ジャパンの台湾との強化試合のメンバーにも選ばれた注目の選手だ。

ドラフト会議で大瀬良投手を引き当てた感動の瞬間!

今年のドラフト会議では、阪神、ヤクルトと競合した大学ナンバーワン投手である、九州共立大学の大瀬良大地投手を引き当てた広島の田村恵スカウトのインタビューが感動を呼んだ。

田村スカウトが大瀬良大地投手を引き当てた瞬間の動画!

「自分が一番見続けてきたので、絶対に当たると信じて臨みました」と、大瀬良大地への思いを語った田村スカウト。

田村スカウトは、1994年にドラフト6位で広島に入るも、成績を残せなかったため2002年に引退、2005年からスカウトを務めるベテランスカウトマンだ。
田村スカウトは、1994年にドラフト6位で広島に入るも、成績を残せなかったため2002年に引退、2005年からスカウトを務めるベテランスカウトマンだ。

どのように成長させたいか、という問いには「ちょっといま、頭が真っ白で、ちょっと何も…すいません」と、目を潤ませて話したのだという。

松田元オーナーからは「おまえで外れたら納得だ」と異例の大役を任された田村スカウト。その涙に大瀬良投手も胸を熱くした。

「もし、ボクを指名してくれるのであれば田村さんがくじを引くということは知っていたんですが、いざその瞬間を迎えると、長崎日大高校時代から熱心に試合を見にきてくれていた姿を思い出して感極まりました。」と語った。

くじ引きの瞬間は、田村さんが当たりを引いてくれるんじゃないかなという予感がしたのだという。

広島に決まった直後に、田村スカウトから仲里(清)監督に電話が入り、替わったとたん、「引いたぞ!やったぞ!これから一緒にやっていこう!」と力のこもった言葉をかけたそうだ。

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もはや恋愛?大瀬良投手と田村スカウトの関係とは

大瀬良投手が田村スカウトの存在に初めて気がついたのは、高校3年生になる春、遠征で来ていた福岡のグラウンドだったという。

チラッと姿を見て、どこかの球団のスカウトさんかなと思ったそうだ。

その頃の大瀬良投手は、長崎県内でも決して有名とはいえない存在だったそうだが、そんなときからすっと見ていたのだという。

ただ、その人物が広島の田村スカウトだと知るのは大学2年生になったあたり。

監督から『これからもすっと追いかけていきたいと言ってくれているぞ』と教えてもらったのだという。

プロアマ規定があるので離れた場所から目が合ったときに軽く会釈をするくらいだった2人。印象としては『親しみやすそうな人』だと思ったという。

しかし、田村スカウト自身、鹿児島商工(現・樟南)で活躍をしていた選手だった。

それを知った頃から、大瀬良投手の中で『スゴい人』に変わったのだという。

トレードマークの赤いパンツの本当の理由?
プ口を目指していた大瀬良投手だが、広島を特別に意識したわけではなかったのだという。

しかし、田村スカウトは、大瀬良が登板すると知れば、ほぼすべての試合に駆けつけるという熱の入れっぷりを見せた。

その思いが少しずつ、大瀬良に届き始めるのだ。

「もし広島に入ったら、ファンの皆さんの温かい声援を受けながら、こんなに素晴らしい環境で野球ができるんだなと思いながら試合を見ていましたね」と思っていたのだという。

そして、ドラフト当日。

大瀬良投手は赤いパンツをはいて、その瞬間を待っていた。

ただし、赤いパンツというのは、別に広島入りを願ってカーブの赤を、というわけではなかったという。

赤いパンツを履くのは、監督が勝負ごとのときは赤い物を身につけると気持ちが昂ぶるから、何か身につけろと常々言っているからなのだという。

だから、試合で投げるときはいつも赤いスライディングパンツをはいているのだとか。

もちろん、ドラフト当日は田村スカウトも、赤いパンツをはいていたそうだ。

プロになることについての意気込み

終始、柔らかい笑顔が絶えない大瀬良投手。

しかし、プロで活躍するという決意は固く、

「オフにみんなが遊びに行っているときも体のケアに行ったり、グラウンドに出て体を動かしたり、私生活も含めて何事も野球に結びつけて本気で向き合ってきた自負は持っています。」と語る。

もし先発でやらせていただけるのであれば、最低でも2ケタ勝利を目指し、いずれは球界を代表するようなピッチャーになりたいと、熱意も十分だ。

大瀬良投手を見事引き当てた田村の思いに応えるためにも、どんな形でもいいからチームに貢献したいと思っているのだという。

そして、プロ初登板の日、大瀬良は勝負の赤パンツで挑み、初白星をあげた。

趣味は?という問いには、「本当に野球しかやってこなかったので、強いて言えば寝ることですかね」とはにかむ大瀬良選手。

広島を代表する人気投手になることは間違いないだろう。

大学日本代表選考合宿での動画

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