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七代目 古今亭志ん馬の活躍と経歴まとめ【追悼】

七代目 古今亭志ん馬の活躍と経歴まとめ【追悼】

2代目いじわるばあさんとして有名
落語家の古今亭志ん馬さん(ここんてい・しんば)(本名 吉野恵一(よしの・けいいち))が10月7日の午後2時、胃がんのため東京都内の病院で死去しました。55歳の若さでした。

最後に寄席に出たのは今年の4月で、最近は休んでいたということだ。

古今亭志ん馬さんは古典落語を持ちネタに活躍した落語家。

古今亭志ん馬さんの落語では、大岡越前の逸話を題材にした落語、「三方一両損」が特に有名だ。

左官金太郎が3両拾い、落とし主の大工吉五郎に届けるが、吉五郎はいったん落とした以上、自分のものではないと受け取らない。大岡越前守は1両足して、2両ずつ両人に渡し、三方1両損にして解決する。

古今亭志ん朝による「三方一両損」

その他にもNHK『笑いがいちばん』や、『意地悪ばあさん』、『お昼のワイドショー』など人気番組にも多数出演。お茶の間の顔だった。

古今亭志ん馬の経歴
古今亭志ん馬さんは昭和56年に師匠の六代目古今亭志ん馬に弟子入りし、翌昭和57年に初高座を踏む。

平成8年には、NHK新人演芸大賞の落語部門で大賞を受賞。

平成9年には真打ちに昇進し、七代目古今亭志ん馬を襲名しました。

余りにも若すぎる死でした。ご冥福をお祈りします。

古今亭志ん馬さんの最近の映像

2012年11月23日(金・祝)と24日(土)に浅草東洋館 劇団朝馬座にて行われた古今亭志ん馬さんの姿です。舞台袖で出囃子が鳴るとスイッチが入るところがプロフェッショナルですね。

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