累計発行部数450万部を超えるベストセラー『永遠の0(ゼロ)』の実写化映画がついに公開!
12月2日に東京・有楽町で開催された映画『永遠の0(ゼロ)』(全国東宝系で12月21日より公開)の完成披露試写会。
百田尚樹による同名の原作はAmazon.co.jpの2012年 書籍年間ランキング文庫部門で第1位を記録。特攻隊という題材に引きずられることなく、冷静な分析と、静かで強い決意に満ちたストーリーが人気の小説だ。
伝説の零戦パイロット・宮部久蔵役を演じた岡田准一(33)は
と語った。
“帝国海軍一の臆病者”と呼ばれた宮部は、なぜ「生還すること」に執着していたのにも関わらず、終戦直前に特攻に向かって行ったのか。絶対に生きて帰ると言い続けた主人公が、なぜ特攻で死ぬことになったのか。
60年の時を超えて明かされる真実と深い愛の物語に、試写が終わるや、詰めかけた4000人超の観客からはスタンディングオベーションが起きた。
原作者の作家・百田尚樹氏も「通常、原作者は(評価が)辛くなるけど、これは純粋に観客として楽しめた。10年に1本出るかどうかの傑作」と絶賛する今作。
『永遠の0』のどこがそんなにスゴいのか。
まず挙げられるのが、豪華なキャスト陣と製作スタッフだ。
前述の岡田准一をはじめ、井上真央、三浦春馬、染谷将太に新井浩文ら若手実力派が名を連ねている。
監督は『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズで日本アカデミー賞など各映画賞を総ナメにした山崎貴(たかし)。
VFX(CGを使った視覚効果)という手法を日本映画界に知らしめた山崎監督ならではの映像も圧巻。
戦後間もない日本の街並みや、硝煙の臭いまで感じられるリアルな戦場の映像が観客を惹きつける。
臨場感たっぷりに描かれる戦争の悲惨さについて、ジャーナリストで参院議員の有田芳生(よしふ)氏は、
と語る。
『永遠の0』の主題歌は?
「永遠の0」のスタッフからの熱烈なオファーを受けて、サザンオールスターズが主題歌を担当!
桑田が制作途中の映画を観たうえで楽曲を書き下ろした「蛍」は、桑田佳祐(Vo)がオーケストラをバックに情感豊かに歌い上げる壮大なバラードだ。
主題歌『蛍』は、『ピースとハイライト』に収録されている。
サザンオールスターズ「蛍」のピアノアレンジ!
これは感動!
『永遠の0』のあらすじは?
「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。
そう言い続けながら、自ら零戦に乗り命を落としていった男たちがいる。
終戦から60年目の夏、死んだ祖父の生涯を調べていた健太郎。
天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんできたのであった。
記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。
豪華な俳優陣と最新のVFXによって描かれる、戦禍の悲しみと深い愛。
ぜひ劇場で目に焼きつけていただきたい。
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