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2016年2月5日の桜島噴火で関東への影響は?2013年大噴火と比較して“中レベル”

2016年2月5日の桜島噴火で関東への影響は?2013年大噴火と比較して“中レベル”

桜島噴火で関東への影響は?
2016年2月5日午後6時58分ごろ、桜島が噴火した。

噴火したのは桜島の昭和火口と南岳山頂火口付近。

火口付近では上昇気流によって噴石などの粒子がこすれあって稲光りのようなものが発生する「火山雷」も起きており、非常に心配だ。

気になる爆発の規模だが、今回は大したことないということなので安心してよい。

京都大学 石原和弘名誉教授はNHKの電話取材に答え、今回の爆発の規模について2013年8月の大噴火に比べると中規模に収まるそうで、深刻な影響はないと答えた。

2013年8月18日の大噴火。鹿児島の空が火山灰に染まった。
2013年8月18日の大噴火。鹿児島の空が火山灰に染まった。

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ただし噴煙は2000メートルも上がり、噴石が3合目まで飛んでいることが確認されるなど、火砕流や噴石が到達する可能性があるため半径2キロメートル以内は危険だとしている。

なお気象庁は今回の爆発的噴火を受けて噴火警戒レベルを2の火口周辺規制から3の入山規制に引き上げた。

地元の方が注意する点

今回の噴火では人が住む地域への大きな影響は無いと見られているが、急激な地盤の変動などがある可能性もあり、気象庁の情報には注意を傾けておく必要がある。

前出の石原教授によると、大きな噴火の兆候としても捉えられるとの見方もできるそうで、引き続き桜島には警戒が必要だ。

19時20分には落ち着いている状態が見て取れる。
19時20分頃には落ち着いている状態が見て取れた。※USTREAMのライブカメラより
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