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木村拓哉主演『安堂ロイド』の原作は? 謎を紐解くキーワードを一挙解説!

木村拓哉主演『安堂ロイド』の原作は? 謎を紐解くキーワードを一挙解説!

謎に満ちたストーリーが魅力の『安堂ロイド』
100年先の未来からやって来たアンドロイド・安堂ロイド(木村拓哉)が、ヒロイン・麻陽(柴咲コウ)を守るために過酷な戦いに挑むストーリーの『安堂ロイド』

第一話では、初回視聴率19.2%とキムタクの強さを見せつける好調なスタート!全編にちりばめられた謎とともに、密度の濃いストーリーが展開されました。

本作は、コンセプトと設定協力に『風立ちぬ』の監督・脚本の庵野秀明、脚本にドラマ『ケイゾク』『SPEC』など独特の世界観を作ることに定評がある西荻弓絵、『ビューティフルライフ』『GOOD LUCK!!』などキムタクとタッグを組み数々の名ドラマを手がけてきた植田博樹プロデューサーら著名クリエーターによる完全オリジナルストーリーだ。

黎士がかけているZoffのメガネが問い合わせ殺到黎士が書くブログがアクセス集中で急遽サーバー移転など、かなりの話題を見せている本作。

2013年10月20日放送の第二話では、登場人物の思惑が絡み合い、物語はさらに加速!

今回は、このナゾだらけの『安堂ロイド』の謎と、謎を解読するキーワードをネタバレ覚悟で一挙ご紹介!

『安堂ロイド』の今後ストーリーの鍵となる謎

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『安堂ロイド』に張られた多くの伏線。今後ストーリーを読み解く鍵となるであろう謎を、ピックアップしてご紹介する。

ロイドに搭載された“悪魔のOSCAR”とは?

ロイドが戦闘時に注射器を胸に突き刺して起動するアスラシステム。ラプラスは「禁じられた悪魔のOS」と言い、サプリも「虐殺機関」だと嫌悪する謎のシステムだ。

非常に強力で、起動中のロイドは悪魔そのものだが、「アスラシステム」は阿修羅から来ているのだという。

日本では戦闘の神様というイメージがあるが、インドでは全然違い、ある“優しさ”を持っているのだと植田Pは語る。

ロイドに搭載されたのは戦闘以外にも目的があるとみて間違いないだろう。

沫嶋黎士は歴史を変えた悪者か?

未来から来たラプラスに殺された黎士。果たして何故殺されなくてはならなかったのか。

ラプラスが「歴史を捻じ曲げたのが沫嶋黎士」というように、黎士が研究していた時空の抜け道“ワームホール”が未来の出来事に何か支障をきたした可能性は十分考えられるだろう。

自分の死を予見したほか、100年後に言及したり、ラプラスをひと目で暗殺者と見抜いた黎士の言動にも怪しさがある。

アンドロイドを操るのは現代の警察か

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同じアンドロイドでも、ロイドとラプラスは激しく対立している。

ラプラスの発言から、未来から送り込まれたアンドロイドはラプラスを含めて11体おり、「公務執行妨害として現行犯逮捕」などと警察のように行動するラプラスは、実際に警察の機体だということも判明した。

暗殺ロボット=悪ではなく、ラプラスたちが正義である可能性も浮上してきた。

さらに警察の機体は、公安部の角城とつながっている可能性もあるのだ。

安堂ロイドの依頼人は果たして誰か

クライアントに麻陽を護るように依頼されたというロイド。

黎士と同じ顔なのはクライアントからの要望だというが、ロイド自身もクライアントが誰だかわかっていない。麻陽が聞いてもわからない。

「100年先も護る」と黎士が言っていたように、黎士が手を打ったのか、黎士と同じ研究をしていた七瀬が将来的に依頼することになるのかが重要なポイントだろう。

人間とアンドロイドの間に本物の愛は生まれるのか

感情を理解できないロイドに対し、最初は不審に思っていた麻陽。

やがてロイドの内に潜む深い闇を知り、次第に心開いていく。

そんな二人に恋心は芽生えていくのだろうか。

植田プロデューサーは映画『レオン』みたいにしたかったと語っており、二人が恋に落ちる可能性は高いといえるだろう。

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『安堂ロイド』の謎を紐解くキーワード集

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『安堂ロイド』の様々な場面で飛び交う重要なキーワードっぽいもの。さらっと重要な事を言っているシーンも多い『安堂ロイド』なので、ぜひ、これを読んで安堂ロイドの謎を解読しよう。

アスラシステム

ロイドが戦闘時に使うOS。ハイスペックなラプラスらを圧倒する戦闘力を発揮する。起動時はインド語のオペレーション音声が発せられる。起動用の注射器には使用回数制限があり、ロイドの右手の甲に残りの数が表示されている。

起動時の画面。作中でヴァージョンアップされることを思わせる「Ver.6.0.5」の文字。
起動時の画面。作中でヴァージョンアップされることを思わせる「Ver.6.0.5」の文字。

ウージングアウト

英表記は「OOZING OUT」。OOZEはにじみ出るという意味。
ロイドやキュリーらアンドロイドが使う能力で、周りの景色に溶け込んだり、その状態から急に現れることができるようになる。監視カメラから姿を消すのに役立つ機能。

エニグマエンジンソフト社

麻陽が勤める外資系の大手IT企業。政府や公共機関からさまざまなプログラムの発注を受けている。エニグマは「謎」「なぞなぞ」「パズル」などの意味を持ち、第2次世界大戦でドイツが用いていた暗号機の名前が由来になっている。

グランシア航空

黎士が搭乗していたことにされ、太平洋上空で消息を絶った航空機を運航していた航空会社。10年前に木村と柴崎が共演したドラマ『GOOD LUCK!!』では同名の航空会社が登場する。

サニー千葉

ネット将棋で対戦するときに麻陽が使用するハンドルネームのこと。黎士と対戦するまでは無敗で、2098勝0敗の戦績を誇るチャンピオンだった。なお、元ネタは千葉真一の海外での呼び名から来ている。

バレエメカニック

ネット将棋で黎士が使うハンドルネーム。アニメ『交響詩篇エウレカセブン』でファンに人気の高い第48話サブタイトルや、坂本龍一の楽曲「ジョージ・アンタイル」の楽曲、フェルナン・レジェ監督の映画など、同名の作品が多数。

5Dプリンタ

タイムマシンの役割を果たしている。
ラプラスはこの時代に来たことを「この時代にプリントアウトされた」と表現する。ロイドとサプリは机の引き出しからプリントアウトされ、ロイドの時は虹色、サプリの時は金色の模様が机に走る演出が見られる。

プラントル・クロワートの特異点

謎の美少女(桐谷美玲)が麻陽を見て口にした言葉。音速に近づく飛行体の周囲で圧力係数が増大し、高温だった物体周囲の気温が急低下する点を指す。
飛行機の場合、機体の周りにスカートのような円錐形の雲が生じることがある。

ユカワOS

ロイドに搭載されているOSで、アスラシステムが限界に達すると通常モードに切り替わる。ユカワはノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹にちなんで名付けられた長さの単位で、10兆分の1センチ。

ロイドに感情が芽生える!
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第6話以降は、今まで意思も感情もなく戦ってきたロイドが、初めて自分の意思で麻陽(柴咲コウ)を護ろうと決め、ついに感情を表に出してバトルに臨むという急展開を見せる!!

木村は、アクションコーディネーターである川本耕史氏の動きを一度見て、細かく相談しながら本番の動きを決めていったそう。

川本氏が「木村さんはキレがいい」と褒めるように、ロボットらしい速い動きもお手のものだったとか。

作中では最強の「アスラシステム」の働きが低下していくなか、「急にロイドが弱くなるのは面白くない」という考えから、木村とスタッフが意見を出し合ってロイドの「ダメージ感」を出そうと工夫しているそうだ。

どんな状況下でも戦い続けるロイドもタフだけど、回を追うごとに過酷さが増していくアクション、そして植田博樹プロデューサーいわく、「1週間で1話撮る、まるで殺人スケジュールという過酷な日程にも負けない木村も、ロイドに劣らずタフだ!」とのこと。

作中に張り巡らされた伏線を見逃さず、最後までじっくりチェックしたいドラマだ。今後もお見逃しなく!

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