発売日が迫り各店で予約受け付けが殺到中!

最終回の平均視聴率が42.2％を記録した超人気ドラマ、『半沢直樹』のDVD-BOX、ブルーレイBOXの発売日が迫っている。各店で予約在庫の売り切れが懸念されているほどの販売数だという。

今回は、年末を『半沢直樹』で過ごすために、DVDボックスの発売日と最安ショップをご紹介する。

Amazonでは27％OFF(6,464円引き)以上の最安価格に

気になる最安価格ショップだが、11月まで楽天とAmazonで販売価格を競っていたが、12月中旬でAmazonが大きく割引率を上回った。

Amazonでは予約時よりも安くなった場合はそちらの金額が適用されるという「予約商品の価格保証」制度があるので、早く予約をすればするほどお得だ。

発売日にゲットしたいなら間違いなく最安ショップと言えるだろう。

元価格は、DVD-BOX 2万3940円(ブルーレイBOX 3万0240円)

発売日＆レンタル開始日はともに2013年12月26日

レンタル開始日は、DVD-BOXの発売日と同じく、2013年12月26日。

TSUTAYA DISCAS、ゲオなどレンタル各社でスタート予定だ。

瞬殺確定なので予め各店の状況をチェックしておき、年末全国の家庭で行われるだろう、『半沢直樹祭り』に備えよう。

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『半沢直樹』の“凄さ”をおさらい!

ラブシーンなし、男だらけの企業ドラマが視聴率的40％超えの平成ナンバー1に

堺雅人が主演した7月期の連ドラ『半沢直樹』は、最終回の平均視聴率が42.2％を記録するという歴史的なものとなった。

『ビューティフルライフ』の41.3％を抜き、2013年連ドラトップはもちろん、平成1位のヒットとなった。

主人公・半沢の決めゼリフ「倍返しだ!」は流行語に。原作本となる『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』の発行部数は、ドラマ放送前の2作累計50万部から、250万部まで伸びた。

物語の舞台はメガバンク。主人公の半沢は「人の善意は信じるが、やられたら倍返し」が信条の、曲がったことを嫌う銀行員だ。

身勝手で不毛な上司や融資先に対し、筋を通すべきところは啖呵(たんか)を切り、社内外の仲間と共に知略を巡らせて、逆境を跳ね除けていくストーリー。

上司も取引先も悪党は次々に懲らしめる痛快さが、見る者を魅了した。

誰も予想できなかったヒットと制作の舞台裏

スタート前は、TBS内でも誰もがヒットしないと予想していた。

というのも、『半沢直樹』は、ドラマ界の常識やお決まりをことごとく外して作られたからだ。

ドラマ人気を支える女性視聴者目線をまるで無視するかのような、経済＆企業モノ。登場人物は男ばかり。ラブストーリーの要素はなし、専門用語など難しい言葉も躊躇なく使われた。

キャスティングは、俳優が先に決まりその人物に合わせて脚本を書き下ろすことが少なくないが、今作は原作の世界観ありきで企画が進み、半沢役に堺雅人の起用が関係者の意見一致で決まった。

多彩な脇役陣は何より演技力を重視。歌舞伎界をはじめ、幅広いフィールドから集められた。

さらには、主題歌を使わなかった。

レコード会社とのタイアップや主演俳優の歌う曲を使うのが一般的ななか、オリジナルのテーマソングが世界観に厚みを持たせた。

制作サイドの都合ではなく、面白いストーリーを追求した視聴者重視の作り方。それが『半沢直樹』メガヒットの大きな要因だったといえるだろう。

広がる半沢効果!

『半沢直樹』に主演した堺雅人。

番組の大ヒットを機にCMはソフトバンクモバイルをはじめ2社増え、契約数は5社に。

放送中のドラマ『リーガルハイ』も7話までの平均視聴率が18.4％と高水準をキープしている。

劇団出身の堺は、2004年の『新選組！』での知的で優しげな山南敬助や、2008年『篤姫』の裏表のある将軍徳川家定など、あらゆる役を演じ、脇も主淡もできる芸達者ぶりを発揮してきた。

長い速いセリフも噛まないその実力は、制作関係者からも折り紙つきだ。

CMプランナー「長いセリフも淀みなく完璧」

6月から放送中のトヨタ自動車CM『TOYOTOWN』で堺を起用した、ワンスカイのCMプランナー福里真一氏によると、「長いセリフも淀みなく完壁。カメラが回った瞬間に、役の空気をサッと醸し出す」と高評価。

『半沢直樹』の福澤克雄ディレクターは、「膨大なセリフも的確なうえに速くしゃべれる。そこに感情や表情を豊かに乗せる。特殊技能の持ち主です。『半沢直樹』は通常の台本より10～20ページ多かった。堺さんのスピード感だからこそ、早口だ。と気づかせず、物語をテンポよく進めることができた」と絶賛。

「書きたいようにキャラクターを突き詰めていけば、堺さんは応じてくれる。蝉例えたところに、要求した球種を投げてくれるよう」とは、『リーガルハイ』（フジ系）の脚本家である古沢良太氏。見た目の良さも実力も十二分に備えていたが、半沢視聴率には恵まれなかった。

『半沢直樹』の大ヒットで手薄だった男性、20代30代女性層の支持を一気に獲得した堺雅人氏。

優男でナチュラルなイメージが強かったが、『半沢直樹』での風格ある淡い演技を見て、堺さんの引き出しの多さに誰もが気づいたのではないだろうか。

『半沢直樹』を楽しんだ後は、ぜひほかの作品もチェックしてみよう。