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シャーロット・ケイト・フォックスと玉山鉄二が語る『マッサン』の感想と朝ドラへの想い

シャーロット・ケイト・フォックスと玉山鉄二が語る『マッサン』の感想と朝ドラへの想い

朝ドラ史上初!純外国人のヒロインの物語
国産初のウイスキーづくりに情熱を燃やす亀山政春(マッサン)と英スコットランド出身の妻・エリーが主人公の朝ドラ「マッサン」。

酒造メーカー創業者の竹鶴政孝・リタ夫妻の実話をモデルに、「国際結婚カップル」の波乱に満ちた愛情物語が楽しめる。マッサン&エリーは、早くも息がぴったりだそう。

マッサン役を演じる玉山鉄二は、「役者人生の中でも、朝ドラの主演をやれるのはたぶん1度だけ。大きなプレッシャーと責任を感じていますが、現場では極力、笑顔を共有できるような空気感でやっている」という。

セリフにもあるとおり“彼女の笑顔が僕の笑顔、僕の笑顔が彼女の笑顔”というふうになれたら、ベストだと思うという。

たまやま・てつじ
たまやま・てつじ
1980年4月7日生まれ。京都府出身。NHKでも『帽子』、大河ドラマ『天地人』『八重の桜』など出演作多数。映画『ルパン三世』が公開中。

エリー役を演じるシャーロットは、来日した当初はまったく日本語をしゃべることができず、撮影が始まってからも、最初の1か月はちゃんとセリフを覚えているか、そればっかりが心配だったという。

しゃーろっと・けいと・ふぉっくす
しゃーろっと・けいと・ふぉっくす
1985年8月14日生まれ。米国出身。祖母はスコットランド人。舞台、映画で経験を積み、日本でのテレビドラマに初出演。
ほとんど日本語がしゃべれなかったシャーロットも、簡単な会話はすべて日本語でできるようになったという。大阪弁で玉山にツッコみを入れることもあるそうだ。

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二人は初対面のときから今まで、お互いにどのような感想を持ったのだろうか。

シャーロットは「玉山さんはいつも私を笑わせてくれるし、一緒に前に進もうと励ましてくれます」と、玉山鉄二の人柄を

一方の玉山は、「シャーロットは本当に頑張り屋さん」だという。

玉山は初対面の時、いきなりシャーロットにハグされて驚いたという。

玉山はシャーロットの印象について、「実は健気さだったり、どこか日本人に通じる奥ゆかしさも持ち合わせている。そういう部分が不思議でもあり、愛おしくもあり、近くにいて心地のいい女性だなあって。これ以上言うと、僕も妻がいるので(笑」とコメント。

「玉山さんの勇気とユーモアと愛情に支えられて、私もなんとか成長できているように思います」というシャーロット。

「玉山さんは忍耐強く優しい方です。もちろん素晴らしい旦那様でもあるし、お子さんにとってはいいお父さんであると思います」と玉山鉄二をベタ褒めする一面も。

玉山はシャーロットに自分の妻と息子を紹介したそうで、妻は「シャーロットさんだったら大丈夫、安心できます」と言ってくれたという。

シャーロットは来日してまだ半年。5月のクランクイン直前に一時帰国したきり、アメリカには帰っていないという。

家族とはメールをしたり、スカイプで話をしているという。

「寂しさを感じることもありますが、自分の周りには通訳さんとか、スタッフとか、そばで助けてくれる人がたくさんいます。でも、(エリーのモデルの)リタさんには誰もいませんでした。マッサンだけでした。なので、リタさんはすごく勇気のあった人。私も、この試練を乗り越えられたら、“もう何でもできる”と自信がつくと思います」

マッサンというキャラクターは、すごく型破りで、喜怒哀楽が激しくて、その喜怒哀楽に結びつくまでのストロークがすごく短いという玉山。

今までの玉山の“ちょっとクールで、無口で”というイメージとは全然違うと思うと分析。どれが本物の玉山なんだと言われるくらい、果敢に攻めてみたいと語った。

TIPS! 連続テレビ小説『マッサン』
マッサン時は1920(大正9)年。本場のウイスキーづくりを学ぶためスコットランドに渡っていた政春(玉山鉄二)が、嫁さんのエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)を連れて日本へ帰ってくる。しかし、広島・竹原で日本酒の造り酒屋を営む実家の母・早苗(泉ピン子)は「外国人の嫁なんて、絶対に認めまへん!」と大激怒。2人はマッサン(=政審)が勤める会社がある大阪に向かうが―。2014年9月29日(月)~2015年3月28日(土)。全150回。

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