朝ドラ史上初!純外国人のヒロインの物語
国産初のウイスキーづくりに情熱を燃やす亀山政春(マッサン)と英スコットランド出身の妻・エリーが主人公の朝ドラ「マッサン」。
酒造メーカー創業者の竹鶴政孝・リタ夫妻の実話をモデルに、「国際結婚カップル」の波乱に満ちた愛情物語が楽しめる。マッサン&エリーは、早くも息がぴったりだそう。
マッサン役を演じる玉山鉄二は、「役者人生の中でも、朝ドラの主演をやれるのはたぶん1度だけ。大きなプレッシャーと責任を感じていますが、現場では極力、笑顔を共有できるような空気感でやっている」という。
セリフにもあるとおり“彼女の笑顔が僕の笑顔、僕の笑顔が彼女の笑顔”というふうになれたら、ベストだと思うという。
エリー役を演じるシャーロットは、来日した当初はまったく日本語をしゃべることができず、撮影が始まってからも、最初の1か月はちゃんとセリフを覚えているか、そればっかりが心配だったという。
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二人は初対面のときから今まで、お互いにどのような感想を持ったのだろうか。
シャーロットは「玉山さんはいつも私を笑わせてくれるし、一緒に前に進もうと励ましてくれます」と、玉山鉄二の人柄を
一方の玉山は、「シャーロットは本当に頑張り屋さん」だという。
玉山は初対面の時、いきなりシャーロットにハグされて驚いたという。
玉山はシャーロットの印象について、「実は健気さだったり、どこか日本人に通じる奥ゆかしさも持ち合わせている。そういう部分が不思議でもあり、愛おしくもあり、近くにいて心地のいい女性だなあって。これ以上言うと、僕も妻がいるので(笑」とコメント。
「玉山さんの勇気とユーモアと愛情に支えられて、私もなんとか成長できているように思います」というシャーロット。
「玉山さんは忍耐強く優しい方です。もちろん素晴らしい旦那様でもあるし、お子さんにとってはいいお父さんであると思います」と玉山鉄二をベタ褒めする一面も。
玉山はシャーロットに自分の妻と息子を紹介したそうで、妻は「シャーロットさんだったら大丈夫、安心できます」と言ってくれたという。
シャーロットは来日してまだ半年。5月のクランクイン直前に一時帰国したきり、アメリカには帰っていないという。
家族とはメールをしたり、スカイプで話をしているという。
「寂しさを感じることもありますが、自分の周りには通訳さんとか、スタッフとか、そばで助けてくれる人がたくさんいます。でも、(エリーのモデルの)リタさんには誰もいませんでした。マッサンだけでした。なので、リタさんはすごく勇気のあった人。私も、この試練を乗り越えられたら、“もう何でもできる”と自信がつくと思います」
マッサンというキャラクターは、すごく型破りで、喜怒哀楽が激しくて、その喜怒哀楽に結びつくまでのストロークがすごく短いという玉山。
今までの玉山の“ちょっとクールで、無口で”というイメージとは全然違うと思うと分析。どれが本物の玉山なんだと言われるくらい、果敢に攻めてみたいと語った。
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