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清須会議の映画版あらすじもバッチリ! 三谷幸喜監督と大泉洋が爆笑撮影秘話を語る!

清須会議の映画版あらすじもバッチリ! 三谷幸喜監督と大泉洋が爆笑撮影秘話を語る!

三谷幸喜監督が自らの書きおろし小説を映画化した『清須会議』!
三谷幸喜監督の映画『清須会議』が2013年11月9日にいよいよ公開される。

本能寺の変による織田信長亡きあと、織田家の跡継ぎ問題と領地配分問題を議題に、日本史上で初めて「会議で歴史が動いた」とされる“清須会議”を描いた本作。

初の歴史物に挑戦した三谷幸喜監督と、物語の主軸を握る羽柴(豊臣)秀吉を演じた大泉洋

今回は、絶妙な信頼関係で結ばれた二人の関係に迫る!

映画『清須会議』のあらすじ
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天正10(1582年)。本能寺の変で織田信長(篠井英介)が死去。

筆頭家老の羽柴勝家(役所広司)は、後継者に信長の三男・信孝(坂東巳之助)を、羽柴秀吉(大泉洋)は次男でうつけ者の信雄(妻夫木)を推す。

互いの思惑が交錯し、攻防を繰り広げる中、後継者と領地配分を決める清州会議の日が訪れるのだが…。

三谷幸喜監督と大泉洋が選んだ『清須会議』で好きなシーン
『清須会議』では、三谷幸喜監督が今までとは一味違ったタイプの時代劇を描いている。

印象的なシーンが数多く存在するが、監督自身と、大泉さんはどのシーンが印象に残ったのだろうか。

三谷幸喜

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秀吉の登場シーンはカッコ良くて気に入っています。

秀吉の登場シーンでは、小説のとおりに、本当は家来が太鼓を叩く中、秀吉が川上から船に乗って現れるという設定だっただが、予算の都合上、舟ではなく、神輿で現れることになってしまったのだとか。

華やかさを残しつつも秀吉らしい登場シーンになったと思うと三谷。

秀吉はあるいみ、憎まれ役で、逆に、役所広司演じる、もう一人の主人公羽柴勝家は、人間味にあふれていて、人に好かれる要素がある。

だから、秀吉は損な役回りではあるんだけども、大泉さんは愛嬌のある人物として演じてくれたそう。

その上、ただ明るいだけじゃなくて、秀吉の負の部分や冷静さ、武将としての資質まで表現してくれて、感謝しているのだとか。

大泉洋

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物語としては、基本的には史実なので、歴史を知っている人なら、この先どうなるのか予想がついてしまう。

秀吉がこの先、織田家に対してどういう対応をしてくるのかということを、歴史好きならば誰でも分かってしまう。

そうなると、どんどん切なくなってしまうのだとか。

ストーリーテリングと物語の見せ方が、三谷幸喜監督のすごさなのではないか、と大泉は語った。

2人がお互いで気になったことは?
三谷幸喜は、大泉の秀吉メークが気になったとか。

「今回は人間喜劇でありながらも、シリアス路線というか、ギャグや笑いにこだわってない作品を作ろうと思っていたのに、あのメークで来られて。これで本当にいいのか?という思いがあった」とのこと。

でも大泉洋が「どうしてもこれで行きたい!」というから、渋々承諾したのだとか。

「嘘をつくな!僕は何度も『これ、おかしくないですか?』って言ったんです」と、大泉さん。

最初に見せられたメークプランも、どう見ても“ねずみ男”だったそうで、しかも、特殊メークの担当が、大泉がねずみ男を演じた『ゲゲゲの鬼太郎』(2007年)と同じ方だったそう。

『間違えてませんか?』と聞いたけれども、これでいいんだ、ということになったそうだ。

それに対して三谷は、「信長は秀吉のことを“ハゲネズミ”と呼んでいたという史実があって、それを忠実に再現したいと思った」そうだが、大泉を見たらリアルどころかアンリアルな世界に入ってしまっていて笑ってしまったとか。

大泉は、『清須会議』を撮影しているときにヅラの存在を忘れて、頭はヅラのまま、普通の洋服で知人の現場に遊びに行ってしまったことがあったという。

「それじゃ出落ちでしょ」と爆笑されたのだとか。

“出落ち”の大泉さん演じる羽柴(豊臣)秀吉。
“出落ち”の大泉さん演じる羽柴(豊臣)秀吉。

撮影マル秘エピソード

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三谷「秀吉が(小日向文世演じる)丹羽を味方につけようとするシーンで、珍しく大泉さんがピリピリしていて。スタッフに『静かにしろ!』って怒鳴ったときは驚きました。真剣にやっていることは伝わったけど、何しろあのメークだから。おまえが言うか、と思ってました

大泉「そんな乱暴な言い方はしてません。丁寧に言ったでしょ!でも、重要なシーンな上にせりふも半端無く多く、しかも長回しなんですよ。そこへきて当日には監督が『EXILEみたいな動きをして!』って難しいことを言うから。しかも監督が見本でやった動きがキレッキレ過ぎて、本当に難しかったです。」

ふたりとも冗談を飛ばし合う、意気投合っぷりが見事である。

三谷幸喜の生誕50周年を記念したプロジェクト「三谷幸喜大感謝祭」のラストを飾ることと­なる本作。

原作とは違い、映画版では出演するキャストに合わせてキャラクターの味付けを行った部分も数多くあるとか。

原作を見た人も、見てない人も、歴史が好きな人も、嫌いな人も、老若男女が楽しめるエンターテイメント作品に仕上がっている。

今年の秋の目玉映画となることは間違いないだろう。絶対にお見逃しなく!

映画『清州会議』三谷幸喜監督と大泉洋 プロフィール

大泉洋
1973年4月3日生まれ、北海道出身。主な出演作に「グッモーエビアン!」(2012年)、「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」(2013年)、舞台「ドレッサー」などがある。2014年には「青天の霹靂」「ぶどうのなみだ(仮)」の出演が予定されている。

三谷幸喜
1961年7月8日生まれ、東京都出身。主な作品にドラマ「古畑任三郎」シリーズ(1994年ほか)、映画「マジックアワー」(2008年)、「ステキな金縛り」(2010年)などがある。舞台には「おのれナポレオン」「ドレッサー」など。

映画『清須会議』特報映像

豪華なキャストに大注目!

『清須会議』原作 文庫版

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